調味料・スパイス・ハーブ(薬草)
風味が良いエキストラバージンオリーブオイルは、普通の油と違いとても重い油なので、揚げ物などもカラッと揚げにくいのが特徴で、加熱をすると風味が強くなりすぎるため、なるべく生のまま食するのが良く、ドレッシングや調理した料理の上にタラリとかけた…
最近ではスーパーフードや〇〇オイルなど、肌や健康にいいとされているものが増えてきて、どれもいいと言われると魅力的に感じますが、じゃあどれを使えばいいの?と頭を悩ませてしまう方も多いと思います。まずは、やっぱりおいしくて使いやすいものが一番…
パセリには、カロチン、ビタミンCが著しく多く含まれ、不足しがちなカルシウム、鉄分も豊富で、貧血、食欲増進、疲労回復、口臭消し、虫刺されなどに効果があり、まさに薬用植物の名にふさわしい野菜なんだそうです。 香りが強いので、一度にたくさんは食べ…
カレーには、多くのスパイスが入っていることで、さまざまな効能が凝縮されている上、さらに多くの野菜を入れるので、カレーは身体にとても良い健康食なのだそうです。 市販のルーに、例えば、鎮痛作用のあるクローブや、身体を温めて血行を促進するシナモン…
ヨモギは『ハーブの女王』と呼ばれるほど、その効能は絶大で、飲んで良し、付けて良し、浸かって良し、嗅いで良し、燃やして良しの五拍子揃った薬草で、病を艾(止)めるという意味から、漢方名では艾葉(ガイヨウ)と呼ばれ、その効能や栄養価の高さから、万能…
ワサビのにおいには睡眠からの覚醒作用があり、特に聴覚障害者に有効らしいです。ワサビは、食材の味を引き立てて食味を良くするとともに生臭さを消し、味覚と嗅覚を刺激して食欲を増進させ、主成分のアリルからし油はO157、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオな…
花粉症やアトピー、ぜんそくなどのアレルギー性疾患は白血球中のTNF(腫瘍壊死因子)が増加することが原因の一つとされているそうで、紫蘇油に含まれるα-リノレン酸にはこのTNFの増加を抑制する作用があり、毎日続けて飲用することでアレルギー体質の…
オリーブオイルの栄養と効能、効果は神秘的なほどのパワーを秘めているそうです。オリーブオイルの栄養成分で最も重要なのはオレイン酸で、オリーブオイル中の脂肪酸の約70~80%を占め、酸化しにくいという特長が。 他にもビタミンE、βカロチンも含み…
からしには、食欲を高める効果があり、鼻にツーンとくるような辛味は、アリルイソチオシアネートという成分なのだそうです。 からし種子の粉末に水を加えると、そこに含まれているシニグリンという成分が、酵素と水分で学反応を起こしてアリルイソチオシアネ…
せりは、ビタミンC、β-カロテン、鉄、食物繊維などを豊富に含み、貧血や便秘に効果があり、香りの元となっている精油成分には、保温効果や発汗作用があるため、冷え性に効果があると言われているそうです。 ビタミンCは免疫力を高めるとともに、活性酸素の…
シソは古くから食用、漢方薬として用いられ、シソに含まれるポリフェノールがLDL(悪玉コレステロール)の酸化を抑制し、動脈硬化を予防してくれるため、血液や血管の健康に役立つ効能があるからなのだそうです。赤シソには青シソにはないアントシアニン…
今話題の塩麹とは、麹、塩、水だけで作る乳酸菌が豊富な発酵調味料で、麹を発酵させることで、塩味がまろやかになり、独特の甘みが楽しめ、食材に加えるだけで、保存性と旨みが増す、便利万能調味料なのだそうです。作り方の一例・・・ 米麹 300g 、塩 60~8…
「せり」は、古代より食べられてきた野菜で、古事記、日本書紀にもその名前が登場しているそうです。 春の七草がゆに使う野菜の1つで、ビタミンA(β-カロテン)ビタミンB群、ビタミンC、カルシウム、リン、鉄などが多く含まれ、特に冬から春にかけての…
香菜(シャンツァイ)は、セリ科で、地中海沿岸・西アジア原産の野菜で、中国パセリ、欧米ではコリアンダー、タイではパクチーと呼ばれているそう。 ビタミンA、ビタミンC、カロテンが豊富に含まれており、風邪や肌荒れ、疲れ、便秘、消化促進、血液の浄化…
ワサビの辛み成分である、アリルイソチオシアネートと言う物質には、がんや動脈硬化などを引き起こす酸化ストレスへの抵抗力を向上させたり、脳の神経細胞の再生を促し記憶力や学習能力を改善させる効果があるそうです。 また、ペルオキシダーゼという酵素は…
糖分は脳をリラックスさせるので、ストレス対策として甘いものを食べるのは有効だそうですが、大量に食べると急激に血糖値が上がり、むしろ頭がボ~ッとして集中力や気力が低下するそうです。 甘いものに含まれる砂糖は、体の中でブドウ糖に替わり、脳のエネ…
ハッカはシソ科のハーブで、英名はミントと言って、大きく分けて昔から日本で栽培されていた日本ハッカと、外来種である西洋ハッカ(ペパーミント)があり、有効成分を多く含むハッカ油を取り出すには、ハッカの葉を大量に採取して、釜で水蒸気蒸留するそう…
シソには、βカロチンが大量に含まれるほか、B1、B2、B6などのビタミンB群、ビタミンC、E、K、ナイアシン、カルシウム、鉄、カリウム、マグネシウム、亜鉛などたくさんの有効成分が豊富に含まれ、人体に必要な成分がほとんど含まれていると言っても…
ミョウガはミョウガ科の多年草で、独特の苦味と香りは夏に欠かせない薬味として知られ、食べると物忘れをすると言われていますが、実は逆で、精油成分のa-ピネンは大脳皮質を刺激し、頭をハッキリさせる作用があるそう。 ミョウガには、ビタミンB1、B2…
②コリアンダー。カレーに独特のうま味や甘さを加えるために使われるのが、コリアンダーというスパイス。香り高いクミンと組み合わせればチキンソテーなどにも使える、実は便利なスパイスなのだそうです。 中医営養学では温性に属し、血液循環を促進する作用…
上白糖よりはるかに多いカルシウムとカリウムを含む黒砂糖は、糖尿病予防、冷え性予防、便秘予防・改善、肥満予防の他、多くの健康効果があるといわれています。 独特の苦味があり、料理には使いづらいと思われがちですが、普段の料理に小さじ1杯(5g)加…
青じそはβカロテンの含有量が多く、野菜の中でもトップクラスで、体内でビタミンAに変化し、視覚、聴覚、粘膜や皮膚を保護し、抵抗力を強くするはたらきや抗酸化作用があり癌予防や老化予防に効果の高い栄養成分なのだそう。 他にもカルシウムが豊富で、ビ…
調味料として重宝されているコショウの辛味成分は「ピペリン」といい、エネルギーの代謝を上げる作用や、血管を拡張して血流を上げ、冷えを改善する効果や、抗菌作用、防腐作用、殺虫作用などがあり、白コショウ、黒コショウ、赤コショウなどの種類の中でも…
唐辛子を食べると、その辛味成分で血行がスムーズになり、全身の代謝をアップさせて、肌の色つやもよくなるので、美肌食材と言われているそうです。 胃腸を刺激し、蠕動、消化液の分泌を促進し、食欲増進や腸内の異常発酵の抑制、副腎のアドレナリンの分泌や…
ヨモギは、有効成分の宝庫と呼ばれ、胆汁の排泄を促進させたり、気管の炎症をしずめて、喘息を収める効果も期待されていたり、また、ビタミンA・B1・B2・C・D、カルシウム、鉄、カリウム、タンニン、ナトリウムなどの各種ビタミンやミネラル、また、クロロフ…
塩分の摂り過ぎは、高血圧や糖尿病に大きく関係しているそう。塩分を控えた調理方法として、だし、酢、スパイスなどを上手に活用して、うどんやそばなどの汁は、だしを濃くすることで塩を減らし、ドレッシングでは酢の量を増やすことで塩分の薄さをカバーし…
植物の種、実、胚芽などを絞って作る植物油は、リノール酸、リノレン酸(αーリノレン酸)、オレイン酸などの不飽和脂肪酸で出来ていて、細胞膜の成分になったりホルモンの調合に関係したりと、生体の維持に欠かせない物質なのだそうです。 特にリノール酸と…
紫蘇は、赤いアントシアン系色素(シソニン)の有る無しによって、赤じそと青じそに分けられ、カロチンが赤じそに少ないほかは、成分は似ているそうですが、 栄養価が高いのは青じそ、薬効があるのは赤じそと言われているそうです。 紫蘇には、βカロチンが大…
ヨモギには、皮膚の湿疹を治めて、かゆみを止める働きがあるので、ヨモギを入浴剤として活用した「ヨモギ湯」はかなりお勧めらしいです。 毎日30分ぐらい半身浴などをすると、お肌の美容と健康効果が期待でき、また、肩こり、冷え性、腰痛、リウマチ、痔、乾…
山椒に似た辛味のある花椒(かしょう)は、煮物やマーボー豆腐の調味料として使われ、唐辛子の辛さを意味する辣(ラー)に対し、舌がビリビリと痺れるような辛さの麻(マー)の風味を生み出すのがこの花椒なのだそう。 また、精神安定、消炎鎮痛、血圧を下げ、消…