EPAとDHAは生食で…

　一般に青魚と呼ばれる魚には、ＥＰＡやＤＨＡといった血液をサラサラにしたり、健
康を維持するのに必要な成分を多く含んでいるのは有名ですが、ＤＨＡは、脳の発達
段階において必要不可欠な栄養素であるため、成長期にしっかり摂取することで、健
全な脳が育ち、動脈硬化の要因となる悪玉コレステロール（ＬＤＬ）の作用を防ぐ働
きが、ＥＰＡより強いといわれているそう。

　また、ＥＰＡは、血栓症予防、中性脂肪値を抑制する効果が強く、実際に、治療薬と
して、高脂血症などに用いられているらしいです。

　更に、ＥＰＡとＤＨＡともに、中性脂肪や血中コレステロール値の上昇を抑制した
り、血栓症の予防や血圧降下の働きがあるとされて、ＥＰＡはハマチ、サンマ、イワ
シ、マグロに、ＤＨＡはマグロ、ブリ、サバ、サンマなどに多く含まれ、新鮮なうち
に生食するのが有効なのだそうですよ。

＝2011年6月HPに掲載