寝だめはほどほどに・・・
仕事があまりに忙しくて残業が続き、平日は慢性的な睡眠不足、週末になると待ってましたとばかりに、昼近くまで眠ってしまうということはありませんか。
しかし、人間は長く眠れば眠るほど疲れが取れるという単純なものではないそうで、あまり長い時間寝てしまうと、逆に疲労感を感じることがあるそう。
これはいわゆる寝疲れと呼ばれるもので、普段より多く寝ることによって体内時計と睡眠のリズムが狂ってしまい、不快な疲労感が残ってしまう現象なのだそうです。
こうした週末のまとめた睡眠は日頃の睡眠不足を補うために良かれと思ってやったとしても、実はまったくの逆効果らしく、平日の睡眠時間が短い人は、週末の寝だめは、遅くとも平日の起床時間の2時間後にとどめると、睡眠リズムの乱れを防ぐことができるそうです。
週末でも早く起きて、より充実した休日を過ごし、夜は健康的にぐっすり熟睡。
そうした活力が次の週を乗り切るエネルギーになりますから、週末の過度の朝寝坊はやめましょうとのことです。
=2014年5月HPに掲載=