ビタミンAとアントシアニン
目の網膜には、色を識別するための視細胞があって、色を感知する錐体(すいたい)と、光の明暗を感知するための、かん体があり、
この2つが光の波長と明暗を感じとり、外界の色を総合的に判断しているそうです。
錐体は、片側の網膜だけでも600万個も存在していて、赤、緑、青を感じるものの3種類あり、この錐体が働かなくなると、私たちの色の識別に支障がでてしまうそう。
視物質は、ビタミンAを原料としてつくられているので、ビタミンAが多いほど、視物質はつくられやすくなるといわれています。
視物質の再合成は、血液中にある栄養素や一定の温度によって、しぜんに行なわれるようになっていて、ブルーベリーなどに含まれるアントシアニンは、視物質の再合成を促進してくれるので、ビタミンAとアントシアニンを充分とっていれば、暗闇に慣れていく暗順応の機能が高まるそうです。
=2013年9月HPに掲載=