硫化アリルのシャワー浴びたい
長ネギ特有のあの香りの正体は硫化アリルという辛味成分で、抗菌・殺菌作用があるだけでなく、発汗を促すアドレナリンの分泌を促して脂肪を燃焼させて体を温め、おまけに催眠作用があるので、風邪をひいたときにはたっぷりとネギを取るようにするといいそうです。
硫化アリルは粘膜に付いた病原菌を退治して、喉の痛みや鼻づまりも和らげてくれたり、強い抗酸化作用があり、活性酸素を除去するだけでなく発がん物質をやっつける酵素の働きも活発にしてくれるそう。
さらに血管を広げて血圧を下げる働きがあるので、血栓を防いで血液をサラサラにし、動脈硬化や脳梗塞などの血管障害をも予防するつわものらしい。
長ネギの生産者の方々は風邪にかかりにくいそうですが、それは、日常の作業で硫化アリルのシャワーを浴びているようなものだからだそうです。
ネギたっぷりの味噌汁いかがですか?
=2013年10月HPに掲載=