美容と健康ひと口メモ☆ファイル

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ブロッコリーの抗がん作用 Ⅰ

 ブロッコリーの抗がん作用のひとつは、活性酸素の害から身を守る坑酸化物質によるものと、もうひとつは、がんを引き起こす原因となる突然変異を抑えるMMTS(メチルメタンチオスルホネート)によるもので、MMTSの突然変異を抑制する力は大変強力で、しかも変異した細胞を正常なもとの細胞に戻す作用も持っているのだとか。
 
 人の体が活性酸素の害を排除して突然変異を抑制するには、
①外的である活性酸素が細胞を傷つけようとしたとき、その活性酸素そのものを除去し、無毒化する。

②たとえ、いったん細胞が突然変異を起こしても、壊れた細胞を修復して元どおりにする。

 この2つの方法があり、細胞の突然変異を抑制力を持つ食品は多いものの、その殆どは、①の働きしかせず、②の細胞を元に修復する働きを持つ食品は殆どないそうですが、ブロッコリーはこれら2つの面から突然変異を防ぎ、がんを予防する貴重な野菜なのだそうです。

=2015年11月HPに掲載=