食生活を見直そう…Ⅰ
アラキドン酸はγ-リノレン酸とともにビタミンFとも呼ばれる、必須脂肪酸のひとつで、肉、魚、卵などの動物性の脂肪に多く含まれているそうですが、リノール酸を多く含む食品をとると、γ-リノレン酸、ジ・ホモ・γ-リノレン酸を経て体内でも合成されるそうです。
日本人の食生活に肉類の割合が増えるにともない、アラキドン酸の摂取量はこの50年で4倍になっていて、また、リノール酸の大量摂取でアラキドン酸が体内に過剰になることもあり、アラキドン酸の摂りすぎは、がん(肺がん、大腸がん、乳がん、前立腺がん、皮膚がんなどの欧米型がん)、動脈硬化、高血圧、慢性の炎症、アレルギー性湿疹、アトピー性皮膚炎などの症状を引き起こすとされているらしいです。
過剰な摂取は体に好ましくない作用をもたらすので、注意しましょうとのこと。
=2014年3月HPに掲載=