一熟を一日に2~3個
無花果(いちじく)は、不老長寿の果物といわれるほど、実も葉も薬効と栄養価が高い果物で、一日に一つずつ実が成熟すること(一熟(いちじゅく))から名づけられ、果実の中に花があって、それが外から見えないため「無花果」と書くのだそうです。
血液をきれいにし、美容効果や胃腸を丈夫にするはたらきもあって、また、食物繊維のペクチンを含んでいて、腸のはたらきを活発にするため、よく熟した実を1日に2~3個食べれば便秘に効果があるらしいです。
特に、高血圧、糖尿病、粘膜や肌が乾燥しやすい方には適した食材と言われていて、フィシンという成分が、タンパク質の消化を促進するはたらきがあるので、肉料理と一緒に食べるといいそうです。
旬の秋にぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
=2012年10月HPに掲載=