大・（酢）きになろう！！

　酢にはたんぱく質を固める作用があるため、魚を焼く前に皮に酢をぬって焼くとたんぱく質がすぐ凝固して網にくっつきにくく、皮がやぶれずにきれいに焼けるそう。

　酢の主成分である酢酸は加熱によって蒸発し、香りも熱で失われるので、焼き魚がお酢臭くなる心配はなく、むしろ、酢によって魚の生臭みが消えて更に美味しくなるのだとか。

　 また、酢の物を作る際には、いったん少量の合わせ酢＋水で下味をつけると、格段に美味しく出来るそうです。
これを「酢洗い」と言うそうで、水っぽくなるのを防ぐと共に後から掛ける酢が馴染みやすくなるかららしいです。
（合わせ酢の作り方は、酢・しょうゆ・みりん・水を、1：1：1：4で合わせ、加熱して鰹節でだしをとる）

＝2007年4月HPに掲載＝