心地よい眠りを…
普通、私たちの体温は目覚める少し前から高くなり、日中は高い状態を保ち、就寝時間が近づくにつれて徐々に低くなるのだそうです。
さまざまな実験から、人間の深部体温(体の中の体温)が37℃以下になると、眠りに入りやすいことがわかっているそうですが、熱帯夜で室温が28℃以上あると、体温が逃げにくく、さらに湿度も高いと汗が蒸散しにくいため、体温が下がらず寝つきが悪くなってしまうのだそう。
扇風機の風を直接体にあてず、対角線にあたる窓を開けて風を送るなど、寝室に熱がこもらないよう通風をよくしたり、麻など、通気性がよく熱がこもりにくい素材の寝具を選びお腹だけにかけて、保冷剤などで手足を軽く冷やすと、快適に眠れるそうですよ。一度試されてみてはいかがでしょう。
=2010年8月HPに掲載=