美容と健康ひと口メモ☆ファイル

『美杏香エスティーショップ』で掲載中の"美容と健康ひと口メモ"をファイルしています。

がん・脳梗塞予防の10の習慣 Ⅰ

 がんになる要因には遺伝、ウイルス、発がん性物質などが挙げられ、発症を予防する『養生』はとても大切だそうで、そこで毎日やって欲しいがんや脳梗塞にならないための10の習慣です。


《1》朝食のパンにバターは塗るな。
 バターは動物性脂質で、動脈硬化の原因になるばかりでなく、肝臓でコレステロールを分解する際に生成される胆汁酸は、変性して大腸がんの一因になるといわれているそう。


《2》朝目覚めたら布団の中で手足をこする。
 朝起きた瞬間の『交感神経』が十分に目覚めていない状態で急に起き上がると、心臓や血管に負担がががり、心臓疾患や脳梗塞の原因に。


《3》朝いちばんのツバは飲むな、うがいしろ。
 起床時の唾液には、バクテリアが繁殖。それが生成する炎症性物質や発がん性物質が体に吸収されると、血中に炎症性物質が増え、動脈硬化などを引き起こすこともあるので、起きたらまずうがいが大原則らしいです。

=2015年11月HPに掲載=

ブロッコリーの抗がん作用 Ⅱ

 この貴重なMMTSは、ブロッコリーを細かく刻んだり、水と一緒にすりつぶす事で始めてできる物質なのだそうで、ブロッコリーを小房に分けたものを単にゆでて食べるだけでは、MMTSの力を100%発揮させることはできないらしいです。

 そこで簡単で、おススメな方法なのがジュースにすること。
ミキサーにかけるだけなので作るのも簡単ですし、1日1杯飲むだけで野菜不足の解消にも役立つそうですが、注意する点は、ジュースを作ってから時間がたつと成分が変化する可能性があるので、作りたてを飲むようにしましょうとのこと。

 さらに、ブロッコリーは、キャベツの類縁だけあって抗がん性の含硫化合物が豊富で、特に発がん物質の作用を抑える効果が高いスルホラファンが多く含まれていて、米国ではこの効用はすでに広い範囲で認められていて、抗がん剤として臨床試験にも積極的に用いられているそうです。
健康維持増進のために、積極的に食べるようにしましょう。

=2015年11月HPに掲載=

ブロッコリーの抗がん作用 Ⅰ

 ブロッコリーの抗がん作用のひとつは、活性酸素の害から身を守る坑酸化物質によるものと、もうひとつは、がんを引き起こす原因となる突然変異を抑えるMMTS(メチルメタンチオスルホネート)によるもので、MMTSの突然変異を抑制する力は大変強力で、しかも変異した細胞を正常なもとの細胞に戻す作用も持っているのだとか。
 
 人の体が活性酸素の害を排除して突然変異を抑制するには、
①外的である活性酸素が細胞を傷つけようとしたとき、その活性酸素そのものを除去し、無毒化する。

②たとえ、いったん細胞が突然変異を起こしても、壊れた細胞を修復して元どおりにする。

 この2つの方法があり、細胞の突然変異を抑制力を持つ食品は多いものの、その殆どは、①の働きしかせず、②の細胞を元に修復する働きを持つ食品は殆どないそうですが、ブロッコリーはこれら2つの面から突然変異を防ぎ、がんを予防する貴重な野菜なのだそうです。

=2015年11月HPに掲載=

ブロッコリーの茹で方・保存法

 美肌作りや免疫力アップに役立つビタミンC、そして皮膚や粘膜の健康を維持するβ-カロテン、抗酸化作用、解毒作用によるがん抑制作用に期待されるスルフォラファンという物質。
これらをまるっと美味しく健康に食べられるのがブロッコリーなのだそうです。
しかし、茹で方や保存法によって味や栄養がガラッと変化してしまうそう。

 つぼみの集まる頭の部分の花蕾(からい)が崩れないように子房分けして、茎も捨てずに皮をむいて補足切り、ビタミンCが溶け出してしまわないようにゆで時間は5分以内にがポイント。

 時間が経つとつぼみが開いてきて、そこから栄養素が減少し始めるそうですので、買ったその日に食べきれないときは、房ごとに小分けにしてから固茹でし、ジッパー付きビニール袋に入れて、冷蔵庫で3日以内、冷凍庫で1ヶ月以内に食べきるのを目安に保存可能だそうです。

=2015年11月HPに掲載=

濃縮還元野菜ジュースじゃ野菜はとれません

 パックに入った「これだけで1日に必要な野菜が摂れます」と謳っている市販の野菜ジュースや、濃縮還元果汁100%の果物ジュースは、残念ながらコーラなどの清涼飲料水とほぼ変わらない飲み物なのだそうです。

 そもそも、濃縮還元は、様々な方法で元の果汁の水分を飛ばし、再び水分を加える方法で、これにより、運搬の際に輸送コストを大幅に下げることが出来、商品になるときに再び水分を加えるので、香りが損なわれているため、必ず香料やビタミンなどが添加されるのだそう。

 また、生のフルーツの果糖は、食物繊維も同時に摂取出来き、果糖の量も過剰にはなりませんが、ジュースに入っている果糖は、食物繊維がなくなるどころか、果糖自体の量が多くなるため、血糖値が急激に上昇するとか。

 普通に野菜や果物を買ったらすごくお金がかかるのに、1日に必要な栄養素がたった100円程度の野菜ジュースで摂れてしまうのはおかしな話で、市販の野菜ジュースや濃縮還元果汁100%の果物ジュースは、コーラなどの清涼飲料水と大差がなく、決して健康的な飲み物ではないことを知っておきましょうとのこと。

=2015年11月HPに掲載=

「無添加」「減塩」食品に惑わされないで!

 スーパーやコンビニなどで「無添加」や「減塩」という表示を見ると、健康の印だと勘違いし、裏の原材料表示を見ずに手に取ってはいないでしょうか。

 コンビニなどの24時間営業の店で売られるためには、お弁当であれ、パンであれ、お惣菜であれ、食品を長持ちさせるために保存料などを入れて食品を加工しなければ売ることが出来ない商品ばかりなので、保存料を使っていない代わりに、保存料と表示しなくていい成分を入れていることも多くあるそうです。

 また、「減塩」の場合は、減塩したことで薄くなった味を合成調味料で味付けしていたり、塩で保存が効かなくなった分、合成保存料を入れている場合もあるので、体の内側から美しくなるためには、出来るだけナチュラルフードを選択するように、スーパーやコンビニで加工食品を買う場合は、必ず原材料を確認し、自分が何を食べようとしているのか確認してから買うようにしてみましょうとのこと。

=2015年11月HPに掲載=

目先のカロリーだけにとらわれないで

 コンビニなどに並んでいる、ゼロカロリーやカロリーオフの飲料や食品は、日本の栄養成分表示基準により、100mlあたり4kcal未満のものは「ゼロカロリー・ノンカロリー」、100mlあたり20kcal未満であれば、「低カロリー・甘さ控えめ・カロリーライト・カロリーオフ」という表示が可能となるそうです。

 カロリーゼロとあっても完全にゼロではないらしいのですが、カロリーを落として甘くすることが出来るのは、人工甘味料のおかげらしく、これらの多くはアステルパームを使っていて、食欲をかえって刺激し、もっと食べたい欲求が出て来てしまう恐れがあるのだそう。


 さらに、これらの人工甘味料を含むものを定期的に摂取している人は、そうでない人よりも疾患リスクが高まり、6倍脂肪を溜めやすくなると言われています。

 また、人工甘味料は幸福感や満腹感をもたらす大切な物質であるセロトニンという脳内物質を分泌させないようにする働きがあり、美容を妨げ、余計に太りやすい体になってしまうらしいです。
宣伝文句に騙されずに、口に入れるものは厳しい目で見極めたいですね。

=2015年11月HPに掲載=