うその空腹感に騙されるな!!
アルコールが体内に入ると、アルコールを分解しようと肝臓がフル回転して、アセトアルデヒドという物質に分解され、更にアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)によって酢酸に変わり、やがて酢酸は炭酸ガスと水に分解されるという仕組みになっているそう。
飲酒後にラーメンが食べたくなるのは、この仕組みが原因で、肝臓がアルコールを分解する時、血中グルコース(血糖)を消費するので、血糖が低くなると「ゴハンの時間ですよ」と指令が送られる「摂食行動」により、「空腹ではないはず」なのに食欲が出てきてしまうらしいです。
なので、飲酒の後にどうしても食べたくなったら、低カロリーのものを少量だけ摂るといいそうです。
=2010年9月HPに掲載=
皮ごと食べて善玉菌を増やそう!!
リンゴには豊富なカリウムが含まれていることで、高血圧の予防につながるといわれているそう。
高血圧の原因の一つに、塩分の摂り過ぎがあげられますが、これは体内のナトリウムが増え過ぎて、血管に溜まることで起こるので、そのナトリウムを体外に排泄させて、血流をよくする働きがあるのがカリウムなのだそうです。
また、りんごに含まれている食物繊維のペクチンには、整腸作用やビフィズス菌のえさとなって腸内の善玉菌を増やす働きや便秘にも下痢にも効果があるらしいです。
ペクチンは果肉より「皮」に多く含まれていますので、
「皮ごと」食べるほうがより効果的で、1日に1~2個、
100%ジュースであれば、1日200mlほどを目安に摂取するとよいそうです。
=2010年9月HPに掲載=
豆類を小まめに摂りましょう!!
豆類には、レクチンという免疫を活性化させてる成分が含まれているそうですので、風邪をひきやすいという方や、体力、気力が落ちて来たという時には、豆類を摂るといいそうです。
私たちの細胞の表面には、糖を含んだタンパク質や、脂質がたくさん存在していて、このレクチンと結びつく事で、細胞を活性化させ、さらには、有害な菌がやってきても、その細菌にダメージを与える事で、私たちのカラダを守ってくれるらしいです。
大豆は、カラダを潤しながら、全身の水分のめぐりを良くする働きがあり、
塩茹でした枝豆や、ソラマメ、グリーンピースなどは、胃腸のはたらきを高めて、体力、気力を回復させる力があるそうですので、夏バテ気味の方はいかがでしょうか。
=2010年9月HPに掲載=
カプサイシンで代謝アップ!!
唐辛子を食べると、その辛味成分で血行がスムーズになり、全身の代謝をアップさせて、肌の色つやもよくなるので、美肌食材と言われているそうです。
胃腸を刺激し、蠕動、消化液の分泌を促進し、食欲増進や腸内の異常発酵の抑制、副腎のアドレナリンの分泌や血液の循環を活発にし、血管の弾性や心筋の収縮力を高めてくれるらしいです。
また、唐辛子成分の特徴であるカプサイシンは、辛いから胃に悪いようなイメージがありますが、実際には、胃の粘膜が刺激され粘液で保護され、胃痛や胃もたれ、胃炎などを防いでくれるそう。
しかし、摂りすぎると熱を生じて肌が乾燥してしまったり、吹き出物などの炎症を悪化させる可能性があるそうですので、摂りすぎには注意しましょう。
=2010年8月HPに掲載=
この香りこそ、体によいのだ!!
ピーマンのなんともいえない青くさい香りは、ピラジンという血栓を予防する成分が含まれているためだそうです。
ピラジンは血液が固まるのをおさえて、脳や心臓にできやすい血栓を予防する効果があるのだそう。
また、ピーマンは東洋医学的に、体内にこもった余分な熱をおさめる働きがあるといわれ、さらに、ビタミンDを多く含んでおり、ビタミンCの吸収を助けながら、コラーゲンの生成を促す働きもあるらしいです。
毛細血管を丈夫にする効果もあり、美容効果に最適な野菜のひとつだそうですので、ピーマンが苦手という方も、「この独特の香りこそ、カラダによいのだ」と思って食べるようにしてみてはいかがでしょう。
=2010年8月HPに掲載=
熱中症予防に汗腺トレーニング!!
熱中症とは、体温を調節する仕組みがうまく働かなくなるために起こる体の異常をいうそうで、汗腺トレーニングをするといいそう。
まず43~44度位の熱いお湯にひざから下を10~15分ほどつける(5分間も行うと、汗をかき始めてくる)。
次に、36度位のぬるめのお風呂に、10~15分ほど全身つかる。
ぬるいお湯につかることで、副交感神経が刺激され、体はリラックスした状態になり、汗腺を休ませることができるのだそう。
お湯から上がったら、体を拭き、エアコンにあたると体の表面が冷えてしまい汗腺が閉じてしまうので、利いていない所で服を着ずにそのまま汗を乾燥させると、良い汗が出てきてそれが蒸発し、自然に体が冷えてくるのだそうです。
=2010年8月HPに掲載=
天枢で体をコントロール!!
寝ても疲れがとれない、疲労が何日も続く、という倦怠感を感じている方は、自律神経やホルモンバランスが乱れている可能性があるそう。
そのような時には「天枢(てんすう)」というツボを刺激すると、消化器の働きに深い関係を持っていて、おなかの調子を整えてくれる特効ツボだそうで、体の働きをコントロールし、消化機能を整えてくれ、全身の健康状態を良くしてくれるらしいです。
天枢(てんすう)のツボ位置は、おへそから指幅3本分ほど外側の左右に有り、刺激するということは、温めてあげることだそうですので、おなかの調子が悪いときは、下着にカイロを貼って温めてやったり、ドライヤーで温めたりすると良いそうです。
=2010年8月HPに掲載=