美容と健康ひと口メモ☆ファイル

『美杏香エスティーショップ』で掲載中の"美容と健康ひと口メモ"をファイルしています。

適度な脂質も大事!!

 女性ホルモン(エストロゲン)の原料は、脂質であるコレステロールで、女性にとって脂肪は欠かせない栄養素だそうですが、太るのを気にして油を控えた食事を続けていると、体内でコレステロールが不足し、女性ホルモンが減ってしまうことに。
脂質不足は、若いときは症状が出なくても、40歳を過ぎて一気に老け込むこともあるので要注意なのだそうです。

 エストロゲンは女性の卵巣でつくられる女性ホルモンで「卵胞ホルモン」と呼ばれ、肌をつややかにし、髪の毛を豊かにし、張りのある乳房にするなど身体を女性らしくする以外に、血管や骨も強くなり、脳や自律神経の働きをよくするなど健康を保つ働きがあり、更に抗酸化作用により、活性酸素の発生を抑制したり、血管壁に働きかけて血管の弾力性を保ち、脂質代謝をよくする働きがあり、抗動脈硬化効果も。

 また、骨吸収の抑制(骨が壊れるのを防ぐ)、骨形成の促進をし、骨量を維持する働きもあるそう。まさに、生きていく身体に重要な役割を果たしているホルモンなのですね。

=2014年1月HPに掲載=

小さな小さな粒ですが…

 老化の原因である活性酸素のうち7割は、エネルギー生産工場である肝臓で発生し、体内には元々活性酸素を撃退する酵素がありますが、年齢とともに減少し、肝機能が低下して体内に老廃物が溜まり、肌あれや肥満などの老化を引き起こすのだそうです。

 水溶性の抗酸化物質のビタミンC、カテキン、アントシアニンは血液中の活性酸素を撃退しますが、水溶性で、脂溶性の細胞膜を通過できないため、肝臓までは到達できないのに対し、ゴマに含まれるゴマリグナンは血液中では力を発揮せず、肝臓に到達してはじめて抗酸化作用を発揮するので、肝機能の改善にはゴマが最適なのだそう。

黒ゴマには、良質の脂質、たんぱく質、食物繊維、高ビタミン、高ミネラル、また、現代人に必須のカルシウム(牛乳の11倍 )や鉄分を豊富に含む優れた食物で、カルシウム不足の人、また美容と健康に気をつけたい女性には、理想的な健康食材なのだそうです。

=2014年1月HPに掲載=

ビタミンU=キャべジン

 キャベツは、甘藍(カンラン)、玉菜(タマナ)とも呼ばれ、原産はヨーロッパの地中海沿岸および大西洋沿岸地帯の野菜で、日本へ入って来たのは約800年ほど前だそうですが、最初は観賞用の葉ボタンとしてだそう。
結球性のキャベツは江戸時代の末期ころで、明治になってから本格的に導入されるようになったのだとか。

 キャベツには、すでに有名なキャべジンと言われる胃腸に優しいビタミンUをはじめビタミンC、ビタミンK、カロチン、カルシウムなどが含まれ、野菜のカルシウムは、ふつう吸収されにくいそうですが、キャベツのカルシウムは例外なのだそうです。

選ぶときのポイントは、重量感があり、外側の葉が緑色をしていて、光沢のあるもので、切り口が大きすぎないもの、切り口が割れていないものを選ぶといいそうです。

=2014年1月HPに掲載=

茹でてから油で炒める

 ほうれん草には、β-カロチン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンEや鉄分、葉酸、葉緑素などたくさんの栄養素が含まれ、ホウレン草に含まれるカリウムには利尿作用や血圧を下げる効果があり高血圧の方におすすめの食材なのだそうです。

 ビタミンCと鉄分の相乗効果で鉄欠乏性貧血の予防に役立ち、また、目によいとされるルテインという抗酸化物質もほうれん草には豊富に含まれているそう。

 さらに根元にの赤い部分は、インスリン分泌を促す作用があるので、血糖値を下げたい人にもオススメなのだとか。

 茹でる時間が長くなるとビタミンCが流出してしまうので、茹でてから油で炒めると脂溶性ビタミンであるβ-カロチンが効率的に摂取できるらしいです。ただし下痢傾向のある方は、体を冷やしてしまうため控えめにしたほうが良いそうです。

=2013年12月HPに掲載=

頭皮全体を動かすように

 毛根は、頭皮から約1.5mmの深さにあるバルジ領域で作り出され、シャンプーできちんと皮脂を取り切らないと、バルジ領域が酸化した皮脂でふさがれてしまい栄養不足に陥り、新しい髪の毛を生み出す力が衰えてしまうのだそうです。

 また、髪に栄養を届ける毛細血管は、1ミリにも満たない細さなので、ストレスや目の疲れなどによって頭皮が固くなると圧迫されて血流が滞ってしまい、栄養不足になり髪が弱くなって白髪や薄毛の原因になりやすいそう。

 悩んでいる人は、頭皮が固くならないようにストレスをうまく発散させたり、目の疲れを溜め込まないように意識し、髪の毛だけでなく頭皮全体を動かすように洗い、新しい毛を守りながら、皮脂汚れをキレイに取り除くことが大切なのだそうです。

=2013年12月HPに掲載=

乾燥のサイン 見逃していませんか?

 自分で思っているよりも、肌は乾燥しているのにそのことに気づいてない方が多いそうです。

 例えば、皮脂量が多めの人は、年齢と共に肌の水分量や水分保持力は低下していくのに、皮脂量は30代あたりでもう一度高くなるので、水分不足なのに皮脂量が増えるので見た目はテカリが気になり、水分不足の乾燥がおこっていることに気付かず見逃しやすい場合があるらしいです。

 乾燥のサインは、顔だけでなく、ヒジや踵が白くなる、スネがカサカサで皮がむける、髪がパサつく、爪が割れやすくなる、こんな乾燥のサインを身体で感じたら、要注意だそう。

 また、洗顔後やお風呂上りにはできるだけ早くお手入れをスタートし、スタートしてからは急がずに、ゆっくりと、慌てて適当に次から次へとつけても肌になじみきらず、効果も半減してもったいないとか。

 特に乾燥がひどければひどい分なじみが悪くなりがちだそうですので、テレビを見ながら、お茶を飲みながら、雑誌を見ながら、“ながらケア”がお勧めだそうです。

=2013年12月HPに掲載=

フルーツなんですね

 アボカドは「生命の源と言ってもいいほど高い栄養価が魅力のフルーツ」なのだそうです。
なかでも、ビタミンA、C、Eが全て揃っているのが魅力で、3つの相乗効果でよりよい効果が期待できるそうですが、特にビタミンEはナッツなどに多い栄養素で、フルーツに多いのは珍しく、抗酸化成分で、肌のシミ、シワなどの老化防止、血行を促進する効果があるそう。

 また、ビタミンAの素となるβカロテンは皮膚や粘膜を健康に保ち、ビタミンCは肌のハリを保つコラーゲン生成に欠かせない成分で、さらに、整腸作用に有効な食物繊維はバナナやレタスの数倍、利尿作用の高いカリウムも多く含み、体内の不要物を排出してくれるそう。

 コレステロール値を減らしてくれるリノール酸や動脈硬化の予防効果のあるオレイン酸などの不飽和脂肪酸、カルシウムや鉄、美肌作りで注目度の高まっているコエンザイムQ10などもバランスよく含まれているそうですよ。
 
=2013年12月HPに掲載=