適度な脂質も大事!!
女性ホルモン(エストロゲン)の原料は、脂質であるコレステロールで、女性にとって脂肪は欠かせない栄養素だそうですが、太るのを気にして油を控えた食事を続けていると、体内でコレステロールが不足し、女性ホルモンが減ってしまうことに。
脂質不足は、若いときは症状が出なくても、40歳を過ぎて一気に老け込むこともあるので要注意なのだそうです。
エストロゲンは女性の卵巣でつくられる女性ホルモンで「卵胞ホルモン」と呼ばれ、肌をつややかにし、髪の毛を豊かにし、張りのある乳房にするなど身体を女性らしくする以外に、血管や骨も強くなり、脳や自律神経の働きをよくするなど健康を保つ働きがあり、更に抗酸化作用により、活性酸素の発生を抑制したり、血管壁に働きかけて血管の弾力性を保ち、脂質代謝をよくする働きがあり、抗動脈硬化効果も。
また、骨吸収の抑制(骨が壊れるのを防ぐ)、骨形成の促進をし、骨量を維持する働きもあるそう。まさに、生きていく身体に重要な役割を果たしているホルモンなのですね。
=2014年1月HPに掲載=