美容と健康ひと口メモ☆ファイル

『美杏香エスティーショップ』で掲載中の"美容と健康ひと口メモ"をファイルしています。

白か黒か身体の声を聴こう!!

 中国では古くから強壮食品として珍重され、くらげのような食感が特徴で、耳の形をしているので"木の耳"と書く木耳(きくらげ)には黒と白の2種類があり、それぞれ効能が違うそうです。

 まず、黒木耳は、血液をサラサラにして、血栓、動脈硬化、心筋梗塞の発生を予防したり、酸性多糖類を多く含むので、コレステロールや血糖値の上昇を抑制したり、カリウムがナトリウムの排出を促進し、血圧を安定させて、豊富な鉄分は造血作用があり、肌に潤いを与え、貧血の予防にも。


 一方、白木耳は、肝臓の解毒作用を高め、肝臓の健康を維持したり、ビタミンDを豊富に含むので、骨粗鬆症予防にもおすすめ。
植物性のコラーゲンを含むので、肌に潤いを与え、続けて食べれば、シミやソバカスなどの美肌にも効果があるらしいです。

また、白木耳の食物繊維は、腸の蠕動を促進させ、脂肪の吸収を抑えてくれるので、ダイエットにも効果があるそうです。
 
=2012年4月HPに掲載=

遠くを見る習慣をつけよう!!

 現代人にストレスがたまりやすい原因のひとつが、近くの物を見る場面が多いことだそうです。
近くを見る時に、脳は緊張しやすく、遠くを見る時はリラックスしやすいそうで、パソコンやテレビ画面を見る時は、15分に1回、10秒ほど視線を外し、目の緊張をゆるめ、メガネをしている人は、外すだけでピントが合わなくなり、遠くを見るのと同じ効果があるらしいです。

 疲れ眼や眼精疲労によく効くのはアントシアニンという成分で、抗酸化作用のある成分としても有名なポリフェノールの一種で、ブルーベリーやサツマイモの紫色の部分に多く含まれていて、特に、ムラサキイモには豊富に含まれていますので、非常におすすめだそう。

 また、疲れ眼には、ビタミンAやビタミンB1も効果的なのだそうです。
ビタミンAはウナギやレバー、ホウレンソウやニンジン、カボチャなどに多く含まれ、ビタミンB1は豚肉やウナギ、レバー、ヨーグルトや納豆に豊富に含まれています。

=2012年4月HPに掲載=

果物なの…??

 『森のバター』とも呼ばれるアボカドは、世界一栄養価の高い果物で、コレステロールを下げる不飽和脂肪酸のオレイン酸やリノール酸、リノレン酸をはじめ、老化防止に役立つビタミンEやビタミンA・C、カリウム、マグネシウム、リンなどのミネラルを多く含んでいる上に、アボガドの脂肪はノンコレステロールであり、動脈硬化症を予防する不飽和脂肪酸なのだそう。

 なので、お肉などと違って、コレステロールの摂りすぎを心配する必要もなく、カラダにとってものすごくヘルシーな食材らしいです。
食物繊維も豊富で便秘を予防し大腸がんを防ぐ作用があり、不規則な食生活やダイエットなどで栄養が不足しがちな方に、また生活習慣病(成人病)対策にアボガドは非常に効果的に働く食品なのだそうです。

=2012年4月HPに掲載=

菌にも 日和見が…

 腸内には、悪玉菌の力を弱め、食べ物の消化や吸収を助けたり、免疫力を強化し、病気に対する抵抗力をつける働きをする「善玉菌」と、
下痢や便秘になりやすくし、腸内の腐敗を進め、免疫力を低下させ、炎症を起こしたり、発ガン性のある物質を作る「悪玉菌」、

 そして、数が一番多く、普段は特に良い働きも、悪い働きもしないのですが、善玉菌グループ、悪玉菌グループのどちらかが優勢になってくると、そちらに加勢する性質を持っている「日和見菌」の3種類があるそうです。

 と言うことは、日頃から悪玉菌の増殖を抑え、善玉菌を優勢に保って、この日和見菌を見方につけるような食生活をしていると、腸内環境を整い健康を維持したり、便秘予防に繋がるということですね。

=2012年4月HPに掲載=

せりで競り勝つ身体に・・・

 「せり」は、古代より食べられてきた野菜で、古事記、日本書紀にもその名前が登場しているそうです。

 春の七草がゆに使う野菜の1つで、ビタミンA(β-カロテン)ビタミンB群、ビタミンC、カルシウム、リン、鉄などが多く含まれ、特に冬から春にかけての健康増進に欠かせない食材なのだそう。

 セリに含まれている葉緑素、鉄、ビタミン類は、汚れた血液を正常で健康な状態にしてくれるので、肩こりに効果的で、また、セリに含まれる特有の香り成分や苦み成分が、ストレスや高血圧によって起きる肩こりや肩こりからくる目の充血、めまい、頭痛など緩和効果や保温効果、発汗・解毒・解熱の作用もあり、冷え性にも良いとされているらしいです。

 サラダやスープ、和えものにしたり、炒めものにするとカロチンの吸収率がグンと高まるそうです。

=2012年4月HPに掲載=

百合根 熱にも負けねー

 ユリの球根は、「百合根(ユリネ)」と呼ばれ、食用になるのはヤマユリ、ヒメユリの球根で、良質なデンプンとユリマンナンには口腔やのど、胃の粘膜を保護する作用があり、また、鎮静作用や精神安定作用のあるアルカロイドも含まれており、更年期障害や自律神経失調症などに効果があると言われているそうです。

 また、ビタミンB1も豊富に含まれていて、新陳代謝を高めたり、体調を整えるはたらきがあり、しかもゆり根のデンプンでビタミンB1は包まれていますから、茶碗蒸しなどの熱にも負けてしまわず、効率よく摂取ができるらしいです。

 さらには、食物繊維は不溶性より水溶性の方が多く含まれていて、高コレステロール血症、糖尿病、高血圧症状などの習慣生活病の改善予防に効果的なのだそうです。
 
=2012年4月HPに掲載=

身体にも 甘過ぎない方が…

 心の疲れを取る生活習慣の一つは、心を安定させる神経伝達物質も、その原料は食べ物なので、食生活を整えて神経の流れをよくすることなのだそうです

 そこでお勧めなのが、玉ねぎだそうで、玉ねぎに含まれる硫化アリルには神経を静める作用があるので、精神的ストレスの解消に効果的らしいです。

 加熱すると体や精神的ストレスの解消の効果がダウンするので、生で食べるのが良いのですが、水にさらしすぎると硫化アリルが流れて出てしまうため、お酢などで辛味をおさえる食べ方がベスト。

 硫化アリルは疲労回復に効果があるビタミンB1を吸収しやすくして、新陳代謝も高めてくれる働きもあるそう。

 バランスの悪い食事をしていると、体内に必要な物質が作られず、悩みがなくても心が不安定になったり、また、甘い物の摂りすぎは、神経伝達物質の働きを乱すこともあるので、控えめがよろしいようです。
 
=2012年4月HPに掲載=