美容と健康ひと口メモ☆ファイル

『美杏香エスティーショップ』で掲載中の"美容と健康ひと口メモ"をファイルしています。

腰は落ち着けずに…

 同じことをするにしても、座ってするより立って行うほうが、消費エネルギー(代謝)が2割ほど増えると言われ、さらに、立っていると脳の神経系が活性化し、仕事の効率もアップするため、欧米では、立ってミーティングや会議をする企業が増えているそう。

 代謝とは、生物の体内でおこるさまざまな化学反応のことで、基礎代謝、生活活動代謝、食事誘導性熱代謝の3つがあり、この中でも基礎代謝は全体の60~70%を占めていて、最も多くのエネルギーが筋肉で消費されるので、筋肉が減少すると、当然基礎代謝が落ちてしまうということになるらしいです。

 太らないためには、基礎代謝を高める努力が必須ですが、筋肉の量を増やすと、基礎代謝量は着実にアップしますので、立ってできることは、腰を落ち着けずに、立って済ませてみませんか。

=2012年3月HPに掲載=

ヘイ! フィーバー!!

 花粉症は英語で、「Hayfever(ヘイ・フィーバー)」と呼ばれているそうで、直訳すると「干し草熱」なのだそうです。

 19世紀初めに、イギリスの農夫が、イネ科の牧草の花粉で発症したのが始まりとされていて、その他、ヨーロッパでは、牧草として使われる「カモガヤ」のアレルギー症状が多く、アメリカでは、「ブタクサ」の花粉症が多いらしいです。

 日本では「スギ花粉」による花粉症が8割を占めているそうですが、世界に目を向けると花粉症の原因にもいろいろあるのですね。

 花粉症による目のかゆみには、足の「眼精(がんせい)」のツボ刺激がオススメらしいです。
ツボがある場所は、足の人差し指と中指の間で、指の股から少し奥に入ったところにあり、目がショボショボしたり、かゆいときに即効性があると言われているそうです。
 
=2012年3月HPに掲載=

春のニラを狙ってこ

 春が旬のニラは、βカロテン、ビタミンC、ビタミンEの三大抗酸化ビタミンを豊富に含有する緑黄色野菜の一つで、特に、βカロテンの含有量が多く、他にもカルシウムや鉄、リンなどのミネラル分も豊富に含み、独特の臭いは、アリシンという物質で強い抗酸化効果があり、風邪などの感染症の予防効果や高血圧の予防、コレステロール値を下げる効果もあるらしいです。

 さらに、糖質をエネルギーに変える働きがある、豚肉、レバー、タラコなどのビタミンB1を多く含む食材と一緒に摂とると、相乗効果により、疲労回復効果なども発揮されるそう。

 ねぎ類と比べ、ビタミンAを豊富に含むのがにらの特徴で、からだを温める効果があるので、夏バテしたり、カゼをひきやすい人は、積極的に食べた方が良いそうです。

 また最近では、体内の毒素を封じ込める働きがあるケルセチンにより、デトックス効果も認められているそうですよ。

=2012年3月HPに掲載=

栄養が丸ごと…

 ブロッコリーは栄養的に大変優れた野菜で、抗ガン作用、風邪の予防、美容にも効果的なビタミンCがレモンの約2倍、カロチン(ビタミンA)、ビタミンB郡、リン、カリウム、食物繊維などもたっぷり含んでおり、皮膚や粘膜の抵抗力を強める、血糖値を正常に保つ、便秘の改善などの効果が期待できるそう。

 また、ビタミンの一種である葉酸が他の食材に比べ非常に多く、葉酸は、細胞が分裂して新しく増殖する時や赤血球が増殖する時に必要不可欠なビタミンで、貧血、動脈硬化の予防効果があるらしいです。

 ゆでて食べることが多いと思いますが、油を使うと体への栄養吸収が数倍違って、豊富に含まれるカロチンは油で炒めることで吸収力を上げてくれるそう。

 通常、花蕾(からい)というつぼみの集まった部分を食べますが、茎や葉の部分にも栄養がたくさん含まれているそうですので、捨てずにぜひ食べてみてはいかがでしょう。

=2012年3月HPに掲載=

腸は体調管理に超大事!!

 どんなに体によい食品や栄養、あるいは機能性食品を摂ったとしても十分に吸収されなければ意味はなく、体にとって栄養の消化・吸収ということで一番大事な器官は、腸であり、腸内環境を整えることが非常に大切なのだそうです。

 口から入った食べ物は、消化され栄養素となり、小腸から体内へと吸収されるので、腸内が汚れていると、汚れまでもが体内に吸収されて病気の引き金になることが多いらしいです。

 腸内環境が乱れると、抵抗力も低下し、体調が崩れやすくなるので、常に善玉菌(乳酸菌など)を増やし、悪玉菌の増殖を抑える食生活を心がけるといいそう。

 3食すべて意識するのが難しい場合には、夜に海藻や果物に多い水溶性食物繊維や乳酸菌の多いヨーグルトを食べると、寝ている間に効率よく腸を整え、翌日のリズムをつくってくれるそうです。

=2012年3月HPに掲載=

呼び名は違えど 効果は同じ!!

 香菜(シャンツァイ)は、セリ科で、地中海沿岸・西アジア原産の野菜で、中国パセリ、欧米ではコリアンダー、タイではパクチーと呼ばれているそう。

 ビタミンA、ビタミンC、カロテンが豊富に含まれており、風邪や肌荒れ、疲れ、便秘、消化促進、血液の浄化作用、強壮効果などがあると言われているそうです。

 また、体内に入ってきた人体に有害な水銀や鉛、アルミニウムといった金属の排出も促進してくれるそうで、ガンは、細胞が芽生えたときから水銀を多く含むことが分かっていて、自ら水銀を生成することはできないので、人体に蓄積している水銀をかき集めるらしいです。

 特に日本人は、魚介類をよく食べるので濃縮された水銀が体内に入ってくる頻度は高いのだそう。
料理のトッピング、炒めもの、ソースなどに使ってみてはいかがでしょう。

=2012年3月HPに掲載=

基本は やっぱり…!!

 呼吸器の中で口に近い部分の上気道にウイルスや菌がくっついて、細胞に入り込み、増殖や炎症を起こすのが風邪の始まりだそうです。

 インフルエンザウイルス以外の風邪のウイルスには有効な薬がなく、ほとんどのかぜ薬はいろいろな症状をやわらげるための薬で、風邪は免疫の力によって治っていくのが普通なのだそう。

 予防には、やはり外から帰宅したときの手洗いとうがいが有効で、ひきはじめには、安静をはじめとしてバランスのよい食事、水分補給、室温・湿度の調節などに気を配り、上気道が乾くと、侵入したウイルスたちが活発になるので、乾燥防止のために、口で呼吸せず、鼻で呼吸する習慣をつけるといいそうです。

 特に発熱時にウイルスが最も感染しやすいので、周囲の人は感染予防に注意しましょうとのことです。
 
=2012年3月HPに掲載=