辛味と臭気の正体は?
玉葱の辛味と臭気の正体は揮発性の硫化アリルという物質で、これは延髄を刺激して血液の循環を促進させ、発汗,解熱,消炎,緩下などに働いてくれるそう。
また、動脈硬化の原因となる血栓やコレステロールの代謝を促進し、血栓ができにくくする作用があり、高血圧、糖尿病、動脈硬化、脳血栓、脳梗塞などの予防にも効果が。硫化アリルは、消化液の分泌を促し、新陳代謝を盛んにしたり、ビタミンB1と結合してアリチアミンとなることで、体内に糖質を素早くエネルギーに変える栄養素であるビタミンB1を長く留め、吸収を促進する働きがあるのだとか。
体内の毒素を封じ込める働きがあるケルセチンにより、デトックス効果も認められているそうです。
=2007年4月HPに掲載=