生体リズムを考える…

　人間の体は大体25時間周期の生体リズムをもっているそうですが、しかし、地球の自転は24時間周期なので、生体リズムと地球の自転の時間差を、朝の「太陽の光」で調整しているそうです。

　ですから太陽を浴びる時間が遅かったり、明るい光を浴びて寝たりすると、体にストレスがかかり、生理機能に狂いが生じ、その結果、自律神経のバランスが崩れて、食欲をコントロールする中枢の働きに悪影響を及ぼしたり、代謝機能がスムーズに働きにくくなるらしいです。

　健康を保つために、自分の意志でダイエット目的の食餌療法や運動療法を取り入れてる人も多いと思いますが、 もっと基本的に大事なことは、自然に順応した生体リズムは、自分の意志によって変えることはできないということだそうです。

「規則正しい生活」の持つ意義を見直してみる必要があるのかも知れませんね。

＝2010年11月HPに掲載＝