美容と健康ひと口メモ☆ファイル

『美杏香エスティーショップ』で掲載中の"美容と健康ひと口メモ"をファイルしています。

アクは抜かずに悪を出そう

 平安時代の宮廷では薬として食されていたゴボウ。
食物繊維(リグニン、イヌリン、セルロース、ヘミセルロース等)、カリウムの含有が多く、アルギニンも含まれているそうです。

その豊富な食物繊維の働きで整腸作用が活発になり、コレステロールを抑制して、便秘や動脈硬化の予防に効果があるのだそう。

 リグニンには解毒作用があり、発ガン物質を無毒化し排泄するので大腸ガンに、イヌリンは腎臓の働きを高め利尿作用の促進に、アルギニンは性ホルモンの分泌を助ける働
きがあるそうです。

リグニンは切り口から出る為、切り口が広い"ささがき"にして使うのが効果的。

 また、アクは抜いても抜かなくても味に変化はないそうで、茶色になるのは、ゴボウに含まれているポリフェノールが溶け出しているからだとか。

アク抜きすると、カルシウム・カリウムアミノ酸などの大事な栄養分が溶け出てし
まうので、栄養的な面からみると、アク抜きはしない方が良いのだそうですよ。

=2005年11月掲載=