隠元さんありがとう
中国の僧侶・隠元(いんげん)が江戸時代の日本に種を持ち込んだと言われている、インゲン豆は、胃腸の機能を高める働きがあり、余分な水分を排除し、下痢やおりものを防ぐ効果があるのだそう。
インゲンに含まれている血球凝集素は数種類あり、その中の一種である血球凝集素Aは、人の体内の赤血球を凝集して、DNAとRNAの合成を増やすことで免疫反応を抑え、白血球やリンパ球の移動を抑制したり、ガン患者のリンパ球に刺激を与え、リンパ性毒素を放出することによって、ガン細胞を撃退してくれるらしいです。
低脂肪で、抗酸化作用が高いカテロンの含有が特に多く、ビタミンB群、ビタミンC、カリウムやカルシウムなどもたっぷり含まれていて、高血圧、高脂血症、動脈硬化、糖尿病などに効果があるそう。
また、若いさやには、アスパラギン酸やリジンが含まれており、疲労回復や美肌に効果的らしいです。
=2014年7月HPに掲載=