色にも色々理由がありまして
毎日何回も排泄する尿が血液から作られるものということはご存じでしょうか。
全身を巡る血液がいたるところで、ろ過や再吸収され、最終的に不要になったヘモグロビンがウロクロームという成分に代わり、尿として排泄されるのだそうです。
ウロクロームが黄色なので尿も黄色、健康な人は濁りのない淡い黄色で、無色に近い色になるときは体内の水分が多い場合。
逆に濃い黄色になるのは、運動などをして汗をたくさんかいた後など体内の水分が減ったとき。
朝の寝起きの尿の色が濃いのは、睡眠中には量を減らす体の仕組みが働くためなので、心配ないそうです。
黄色ではなく赤い色が混じったときは、腎臓や膀胱の炎症やがん、尿路結石などの可能性があり、白っぽく濁った色になるときは、膀胱炎などによる細菌感染の疑いがあり、泡が多くなかなか消えないときは、たんぱく質や糖分が出ている可能性があり、腎炎や糖尿病などが疑われるそうです。
毎日チェックして健康管理に役立ててみてはいかがでしょうか。
=2014年4月HPに掲載=