免疫細胞の司令官
抵抗力(免疫力)とは、ウイルスや細菌などの外敵から体を守る働きのことで、外敵を攻撃する細胞を免疫細胞と言い、胸腺(きょうせん)という胸部にある臓器で主に作られているそうですが、胸腺は栄養不良にとても弱く、特に、必須栄養素である亜鉛、セレン、鉄などのミネラルが不足すると、元気のない免疫細胞を作り、元気のない免疫細胞はウイルスや細菌に対する攻撃力が弱いため、ウイルス、細菌はどんどん繁殖し、口内炎や風邪などを引き起こすのだそうです。
胸腺は免疫細胞のなかでも司令官の役割をしているT細胞の育成、成熟を担っていて、年齢とともに小さくなるそうですが、ビタミンB6が不足すると、より一層、萎縮が加速するそうで、イワシ、かつお、玄米、納豆など、ビタミンB6を豊富に含んだ食材を、上手に摂り入れることが大切なのだそうです。
=2013年12月HPに掲載=