ガムを噛むと…
ストレスや不安を感じると、ノルアドレナリンが分泌されて交感神経が緊張して血管が萎縮するため心拍数が上がり、手が震えたり、汗をかいたりと身体に様々な変化が起きるのだそうですが、人間をはじめとして動物は、肉体と精神のバランスをとるために、本能的に軽い動作を繰り返すのだそうです。
心臓の動きに合わせて動く事は、血液の循環をよくし、緊張を和らげるセロトニンという物質が脳内で増えて、ストレスが緩和され、精神を安定させる働きがあるといわれているそう。
イライラした時などにガムを噛むと心が落ちつくのは、噛むという行為が、人間の本能に基づくものだからだそうで、さらに、ガムを噛むという規則正しい咬筋の動きにより、脳への血液の循環が促進され、脳細胞に刺激を与え、脳が活性化すると言われているらしいです。
ボケ防止の効果もあり、1日30分以上はガムを噛むと効果的なのだとか。
ただし、カロリーの摂りすぎを防ぐために、シュガーレスタイプのガムがおすすめだそうです。
=2012年11月HPに掲載=