美容と健康ひと口メモ☆ファイル

『美杏香エスティーショップ』で掲載中の"美容と健康ひと口メモ"をファイルしています。

満腹信号を守ろう!!

 レプチンは脂肪組織によって作り出され、エネルギーの摂取と消費の制御に重要な役割を果たすペプチドホルモンで、ギリシャ語で『痩せる』という意味から命名されたそう。

 レプチンの満腹信号は、食事を始めてから20~30分後に分泌され、古来から人間が飢餓の際生き延びるために、発達した仕組みだといわれ、別名「飢餓ホルモン」とも呼ばれています。

 飢餓になると、脂肪を一生懸命に溜め込もうとするのが、本来の働きで飽食の現代は、システム障害を起こし、体内に脂肪が増えていくと、レプチンは「役割が終わった」と減っていくのではなく、脂肪と一緒に増えてい行くのだそう。

 レプチンが多くなりすぎると、脳が麻痺をし「レプチン抵抗性」という状態になってしまい、現代の肥満原因の95%は、このレプチン過剰による「レプチン抵抗性」ともいわれているのだとか。
レプチンが多いと骨粗鬆症も進行するようで、食欲以外にもいろいろな役目を担っているようですね。


=2012年7月HPに掲載=