貧血と生活習慣病予防に…
ハマグリには、タンパク質、ビタミンB2、葉酸、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、タウリンなど多くの栄養素が含まれているそう。
タンパク質にはグルタミン酸やリジンが多く、グルタミン酸は旨味成分で、記憶力や思考を高める働きがあり、リジンは子供の成長を促したり、病気の回復を早める働きがあり、ビタミンB12、葉酸、鉄分は貧血に関わるビタミンとミネラルで、特にビタミンB12は悪性貧血を予防し、葉酸は赤血球を作るのに不可欠で、鉄は鉄欠乏性貧血の予防効果が。
カリウムには身体の水分調節、老廃物や余計な塩分を排出したりする働きがあり、心臓のリズム調節も担っているらしいです。
タウリンは、魚介類に多く含まれている含硫アミノ酸で、疲労を回復し、コレステロールや中性脂肪を減らして血液の粘度を下げる効果があるため、動脈硬化の予防のほかに、肝機能を高め、肝臓の解毒作用を活発化する働きもあるので肝臓病にも有効なのだそうです。恐るべしハマグリ!
=2012年6月HPに掲載=