最初の関門を強化しよう!!
扁桃腺は、風邪を引いた時によく腫れたり痛くなったりする、ばい菌等の外敵から身体を護る免疫器官で、身体における最初の関門の様なものだそうです。
扁桃腺と言うと、喉の奥の両側にある口蓋篇桃を思われるかも知れませんが、その他にも耳管扁桃、舌扁桃、小扁桃、咽喉扁桃等があり、これらが気道の周りをぐるりと囲むように存在していて、総称して「ワルダイエル扁桃リンパ輪」と呼ぶそう。
ここには、白血球を作る(造血)働きがあり、鼻から入って、気道の防御ラインを潜り抜けて来た空気中のばい菌や異物は、扁桃リンパ輪によって取り込まれ、IGA(鼻水と唾液に含まれる物質)の助けを借りて白血球が消化し、無毒化する事によって、普段は身体を護ってくれているそうですが、様々な原因により扁桃腺が弱体化し、免疫機能が発揮されず、ばい菌などがフリーパスで体内に入り、体内の免疫力で消化し切れなくなった時に、病気になるのだそうです。
=2012年1月HPに掲載=