美容と健康ひと口メモ☆ファイル

『美杏香エスティーショップ』で掲載中の"美容と健康ひと口メモ"をファイルしています。

ぬるめのお湯にゆっくりと…

 肌から水分が蒸発しないのは、角層細胞が集まって肌表面を層状に覆う角質層に、アミノ酸や油分などの保湿成分が含まれ、それが細胞とその周囲に水分を行き渡らせ膨らみを保ち、すき間のない層構造を作り、肌の内側から水分が逃げないようになっているそう。

 ところが熱いお湯に長時間入って肌がふやけると、角層細胞の内外にある保湿成分がお湯に溶け出してしまい、風呂上りに乾くと弾力のない干からびた状態になり、細胞同士の間にもすき間ができ、そこから水分が逃げて肌の乾燥が進み、アレルゲンなども進入しやすくなるのだそう。

 ちょっとぬるめのお湯(38度~39度)でゆっくり浸かるようにすると、体が芯から温まり、血行がよくなるそうですよ

=2008年11月HPに掲載=