美白ブームではございますが…
その昔… 胡椒は、銀と同じ通貨として扱われるほど、貴重なものだったそうです。 ビタミンCや油の酸化を防ぐ働きがものすごく強かったので、お肉の保存に最適だったからだとか。
胡椒の辛味成分は「ピペリン」といって、血管を広げる作用があり、血行を良くし、カプサイシンと同様にエネルギー代謝や脂肪燃焼を促進する効果の他に、抗菌作用、防腐作用もあるのだそう。
胡椒の香り成分には、脳を活性化して、記憶力や集中力アップを助ける効果があり、体内の塩分を排出するカリウムが多く含まれているため、代謝作用、発汗・利尿作用と成分的に健康面からもメリットがいっぱいですね。
因みに「ピペリン」は、白胡椒よりも、黒胡椒の方に多く含まれているそうです。
=2007年5月HPに掲載=