冬至は過ぎたけれど…
冬至にゆず湯に入ると、邪気を払い血行を良くし、体を温め風邪などの予防によいという言い伝えは有名ですね。
古くは奈良時代から薬用や食酢として様々に利用されてきた柚子には、温州みかんの約4倍ものビタミンCや、カリウム、カルシウムなどのミネラル含有量が豊富なのだそうです。
ビタミンCは、免疫力を強化して、風邪を予防したり、皮膚のコラーゲンを安定させ、血管の弾力を柔軟に保つ働きがある上に、そのビタミンCの吸収や働きを助けるビタミンPも含まれているそう。
また、クエン酸や、酒石酸、りんご酸などの有機酸も豊富で、疲労物質である乳酸の分解を促進するため、疲労回復に有効とのこと。表面に傷や黒い斑点がなく、みずみずしく色が鮮やかなものがいいい柚子らしいですよ。
=2007年1月HPに掲載=