梅干と麦茶で熱中症予防
暑さで、ボーッとしてきたときに有効なものは、なんと梅干しなのだそうです。
ご存じの通り、汗をかくと体内のミネラル分、塩分も汗で失われてしまいますので、熱中症対策で水分だけを補給して塩分を取らないと、熱けいれんなどを起こしてしま
うのだそうです。
戦国時代の武将たちにも、陣中食として活用されていた梅干しは、傷の消毒から、食中毒、伝染病の予防、そして合戦中の息切れ防止にも使われていたのだとか。梅干し一粒で、汗をかいて失われたミネラル分、塩分が補給されて、クエン酸によって元気にもなるのだそう。
そして、失われた水分補給には、麦茶を…。
麦茶は、カラダに溜まった熱を下げる働きがあり、カフェインレスでお茶の中では胃に優しく、また、初夏に収穫されたばかりの大麦を炒ったときの、香ばしいアルキルピラジン類という香り成分が、血液をサラサラにしてくれると言われているそうです。
=2012年8月HPに掲載=