シャボン・・サボン…サポニン!
サポニンとは、トリテルペンやステロイドにオリゴ糖(二個以上の糖が結合したもの)が結合した配糖体の一種で、シャボン玉のシャボンと語源は同じ「泡立つ」という意味なのだそう。
色々な生理活性作用があり、小豆やウーロン茶、アスパラガス、高麗人参にも含まれるそうですが、最も一般的なのは大豆サポニン。
肝機能障害の改善や脂質の合成・吸収の抑制作用、分解促進作用があり、肥満防止に有効なのだとか。大豆サポニンを長期間摂取し続けると、腸管の表面の組織が変化し、肥満体質そのものが改善されるそうですが、摂り過ぎるとヨードという成分を排出して甲状腺を肥大化させる恐れがあるため、ヨードの多い海藻類も一緒に摂る方が良いそうです。
=2006年11月HPに掲載=