美容と健康ひと口メモ☆ファイル

『美杏香エスティーショップ』で掲載中の"美容と健康ひと口メモ"をファイルしています。

明るいところで寝ると太る?

 「睡眠時の明るさ測定」という実験をしたところ、真っ暗の中で寝ている人に比べて、豆電球程度の明るさで寝ている人の「肥満」の割合が1.9倍であることが分かったそうです。

 体内時計の制御をしてくれるのは、視交叉上核(しこうさじょうかく)という目の細胞で、目が光の明暗をとらえると、この細胞が信号を感知し脳に伝達をして「コルチゾール」というホルモンが生産され、本来夜に生産されるべきそのホルモンが不自然に上昇することで、異常食欲や睡眠障害を引き起こすのだそう。

 また光によって「レプチン」という食欲を抑えるホルモンが分泌されにくくなるのが原因だという説も。
そうはいっても、多少明るくないと落ち着いて眠れないという人は、足元にほの暗い程度の間接照明を置き、アイマスクをして眠ると良いそうです。

 スマホやタブレット、PCディスプレイなどのLEDが発する光はメラトニンの分泌を抑制し、快適な睡眠ができないばかりか体内時計を狂わせてしまうためNGなのだそう。
今夜からは暗いところで「正しい眠り」を手に入れましょう。

=2016年1月HPに掲載=