ビタミンU またの名をキャべジン

　年末年始に、美味しいものをたくさん食べたり飲んだりして、胃腸が疲れがちな人は、キャベツを食べるといいそうです。

　キャベツには、ビタミンＵという成分が豊富に含まれていて、胃壁表面の粘液を増やすため、食べ物などの障害物が入ってきて粘液がはがれても、胃壁に直接当たらないので胃を守り、細胞分裂やタンパク合成を促進する作用があり、消化管粘膜の修復保護に働き、胃潰瘍など、潰瘍部分の修復を促進してくれるそう。

　また、肝臓の働きを活発にし、新陳代謝を促し、肝臓に脂肪がつくのを防いだり、活性酸素を除去してくれる抗酸化作用もあるらしいですよ。

　ただし熱に弱いので、千切りにしてから水にさらすとビタミンＣが流れ出してしまうので、洗ってから千切りにして、生で食べるのがおすすめらしいです。

＝2011年1月HPに掲載＝