美容と健康ひと口メモ☆ファイル

『美杏香エスティーショップ』で掲載中の"美容と健康ひと口メモ"をファイルしています。

「いも薬」と呼ばれた所以・・・

 サトイモは、カリウムやビタミン類、食物繊維が、いも類の中で格段に多く、その栄養価の高さから、その昔、「いも薬」と呼ばれて、民間療法ではとても頼りにされていたそうです。

 独特のぬめりは、水溶性食物繊維であるガラクタンなどの成分によるもので、ガラクタンは、脳細胞を活性化させ痴呆やボケ防止、免疫力のアップ、がんの予防などの効果があり、また、そのほかのネバネバ成分には、体内に入るとグルクロ酸に変わり、胃や腸壁の潰を予防し肝臓を強化する働きや、たんぱく質の消化吸収を助け、滋養強壮作用もあるのだとか。

 また、体内の余分なナトリウムを排出し、高血圧やむくみ防止、便秘の改善、体内のコレステロールや毒素を排泄する働きなどたくさんの効果があるそう。
「いも薬」と呼ばれたのも納得ですね。

=2010年1月HPに掲載=