山には山の… 里には里の…

　山で採る山芋に対して里で作るので里芋。
イモ類の中で、一番低カロリーでタンパク質を多く含み、主成分である糖質（デンプン）をエネルギーにかえるビタミンB1、脂肪の燃焼を助けるB2も多く、食物繊維も豊富なため、ダイエットや便秘の予防に最適な食品なのだそう。

　里芋のヌメヌメする粘りの成分の一つであるガラクタンは、脳への刺激伝達を助け、脳細胞を活性化、免疫力を高める働きがあるので、調理の際、塩や酢で茹でてぬめりを落とすより、有効成分を活かすために水だけで茹でる方がいいそうです。

　このぬめりには、胃や腸の壁を守り、消化吸収を高める働きもあるそうですが、芋類は体を冷やすので、冷え性の方はほどほどに…だそうです。

＝2007年1月HPに掲載＝