”耳たぶ”で痛風をよむ
痛風は、細胞の新陳代謝で生じた尿酸という老廃物が排出されず、関節や足の末端に毒素が溜まって痛みが起こる代謝異常の病気なのだとか。この尿酸は体液に溶けにくいため、血液中の濃度が上がると尿酸塩の結晶となって、腎臓の細い血管がつまったり、関節や軟骨部、皮下組織に沈着して、痛風結節という「しこり」をつくるのだそう。
放っておくと腎臓障害や、動脈硬化、脳卒中、心臓発作などを発症させやすくするとても怖い病気みたいです。このしこりが見つけやすい場所は、耳たぶなんだそうです。
時々耳たぶをさわって、コリコリしたコブ状のものがあったら、腎臓が弱っているんだ、血液の状態が良くないんだ、と思って生活習慣を改善された方がいいかもしれません。
=2006年9月HPに掲載=