美容と健康ひと口メモ☆ファイル

『美杏香エスティーショップ』で掲載中の"美容と健康ひと口メモ"をファイルしています。

まず口の中を冷やそう

 冷たいドリンクをたくさん飲むのは、余計に汗が出てくる原因になるので、暑いときは、氷を口にふくむのがオススメらしいです。口のなかには体温調節をするための温度受容器が多いため、氷の冷たさを感知して体も涼しくなるのだそう。

 氷がない場合は、冷たいドリンクをしばらく口のなかにふくみ、ひと口ずつゆっくり飲むようにすればOK。


 また、動脈が多く通っている首すじや手首を冷やせば、早く体温が下がるので、冷えた缶ジュースを買って直接当てたり、外出時はジェルタイプのハンドクリームをつかえば目立つことなく冷やせて汗が引きやすくなるそうです。

 顔から上の汗を抑えるには、ブラジャーをきつめに留めるのがよいそうで、体は圧迫する側の汗が減り、反対側で汗をかく性質があるので、上半身の汗を一時的に抑えることができるとか。外出先では、指で両側の鎖骨の下をしばらくグッとつまむといいらしいです。



=2014年8月HPに掲載=

暑熱順化を促す

 私たちの体は、暑さを感じると末梢血管を広げて皮膚の血流量を増やし、熱を体外に放出して体を冷やそうとしたり、発汗量を増やして汗を蒸発させることで熱を逃がし、体温を下げるように出来ているそうです。

 しかし、暑さに慣れていないと、体温を下げるための血液の量が少なかったり、発汗量が少ないために体温の上昇を抑えきれず、熱中症になりやすいのだそう。

 特に最近はエアコンの普及や運動不足などで汗をかくことが少なくなり、汗腺機能が低下し、発汗量の少ない人が増えているのだとか。

 暑さに慣れることを暑熱順化というそうですが、暑熱順化を促す運動には、ウオーキングや自転車こぎなどの有酸素運動がおすすめで、うっすらと汗をかく程度の運動を1日30分間、週に4日以上行うと汗腺が発達し、汗が出やすくなり、酸素を運ぶ赤血球が増えて血液量が増加し、急に気温が上昇したときでも熱中症になりにくくなるそうです。


=2014年7月HPに掲載=

 

機能性で選ぼう!!

 人の肌は直射日光が当たると暑いと感じ、冷ますために汗をかき、肌の露出が多ければ多いほど汗の量も増え、脱水症状を招いて熱中症のリスクも高まるのだそうです。

 今夏の流行のキャミソールにショートパンツ姿は見た目は涼しげなのですが、それよりも薄手のカーディガンやゆったりした襟付きのシャツなどを着て、ボトムには、例えばインドネシアの民族衣装サロンのような通気性に優れた長めのスカートを履いた方が、服の中にできた空間を空気が通り抜け、日陰にいるような涼しさを感じられるそうですよ。


=2013年8月HPに掲載=

梅干と麦茶で熱中症予防

 暑さで、ボーッとしてきたときに有効なものは、なんと梅干しなのだそうです。
ご存じの通り、汗をかくと体内のミネラル分、塩分も汗で失われてしまいますので、熱中症対策で水分だけを補給して塩分を取らないと、熱けいれんなどを起こしてしま
うのだそうです。

 戦国時代の武将たちにも、陣中食として活用されていた梅干しは、傷の消毒から、食中毒、伝染病の予防、そして合戦中の息切れ防止にも使われていたのだとか。梅干し一粒で、汗をかいて失われたミネラル分、塩分が補給されて、クエン酸によって元気にもなるのだそう。

 そして、失われた水分補給には、麦茶を…。
麦茶は、カラダに溜まった熱を下げる働きがあり、カフェインレスでお茶の中では胃に優しく、また、初夏に収穫されたばかりの大麦を炒ったときの、香ばしいアルキルピラジン類という香り成分が、血液をサラサラにしてくれると言われているそうです。


=2012年8月HPに掲載=

熱中症予防に汗腺トレーニング!!

 熱中症とは、体温を調節する仕組みがうまく働かなくなるために起こる体の異常をいうそうで、汗腺トレーニングをするといいそう。

 まず43~44度位の熱いお湯にひざから下を10~15分ほどつける
(5分間も行うと、汗をかき始めてくる)。

 次に、36度位のぬるめのお風呂に、10~15分ほど全身つかる。
ぬるいお湯につかることで、副交感神経が刺激され、体はリラックスした状態になり、汗腺を休ませることができるのだそう。

 お湯から上がったら、体を拭き、エアコンにあたると体の表面が冷えてしまい汗腺が閉じてしまうので、利いていない所で服を着ずにそのまま汗を乾燥させると、良い汗が出てきてそれが蒸発し、自然に体が冷えてくるのだそうです。

=2010年8月HPに掲載=

夏の糖尿病予防、心不全予防にメロン

 身体の熱を冷まし、熱中症を防ぐ効果があるといわれるメロン
最近では夏に低下する糖の代謝を促して、糖尿病を予防することが判っているそうです。

 更に、強力な抗凝血作用で夏ドロドロしやすい血液を固まりにくくして、真夏に多い慢性心不全を防ぐことが確認されています。(基本的にどの種類も同様の効果が) メロンのワタも一緒に食べ、汁も残さず摂ります。30秒ほど香りをかいでから食べるもの大事とのことで、成分の80%以上が1分ほどで血液中に吸収されるとか。
(1日の適量は1/8個)

=2004年8月HPに掲載=

“サンバイザーで熱中症予防”

 鼻の奥には熱を感じ取り、脳に伝える装置があるので、鼻の周辺に直射日光を受けると脳内温度が上昇。サンバイザーは日光をさえぎってくれるので、顔面温度を低く保つことができ、結果、熱中症を予防できるそうです。

 帽子をかぶった時は頭の表面からは汗とともに熱が発散しており、猛暑の場合、頭と帽子の間に空気がこもり、脳内温度が上昇。サンバイザーは直射日光を受けますが、風にもさらされ頭の熱を汗と共に発散、温度を上がり難くしてくれるのだそうです。

=2001年8月HPに掲載=